2012年11月19日月曜日

Coda2を使ってみて思ったこと

体験版をちょっと使ってみて、その使い勝手の良さが気に入って思い切ってポチったCoda2について。
今回はCoda2を触ってみた感想を書いてみたいなと思います。

Coda2のお値段

お値段は日本円で8,500円。キャンペー中は6,500円となっていて、2,000円も安い。(このキャンペーンがいつ終了するのかはわからないですが)
HTMLを書くだけならちょっとお高い気はしますが、HTML以外のコードを書くならこの値段は逆に安く感じるのだから不思議なものです。
なお、試用期間のある体験版もあるみたいですよ。
Dreamweaverを単体で買ったり、Creative Cloudeで毎月5,000円課金し続けるよりは圧倒的にお値打ち価格なのは間違いないですね。

豊富なコード入力補完機能

これがCoda2を気に入る要因の一つになったのですが。
Coda2のコード入力補完機能はPHPやJavascriptもカバーしてます。他にも複数の言語に対応しているみたいですね。
これが便利で、最近ではすっかり重宝してるところがあります。
WindowsではDreamweaverを使ってますが、残念ながらDWではそこまではフォローしてくれません。

SSHクライアント完備

Coda2そのものがSSHクライアントとしての役割も果たしてくれます。
FTPができるのは当然としても、SSHクライアントを機能として搭載してるWYSIWYGエディターはなかなかないですね。
VPSや、SSH接続のできるレンタルサーバー(ロリポップ!とか)でなら使える機能ではないかと思います。
ただ、deleteキーの動きが一般的なSSHクライアントと少し違うみたいなので、慣れるまでは少々扱いにくい感じはしました。
まぁ、MacなんだからSSH接続はターミナルでやるのが無難という気がしますが。

2種類のファイルビュー

どのWYSIWYGにもある一般的なツリービューによるファイルビューをこのエディターも備えてます。
それだけなら普通のエディターなのですが。Coda2はパンくずリストのようなファイルビューを備えてます。
このパンくずはリストは、ルート途中のディレクトリをクリックすると、クリックした箇所からのツリービューを吹き出しで表示してくれます。
これが案外便利なんです。
通常なら編集画面からファイルビューに移動して、そこから目的のファイルを探します。
ところがこのパンくずリストでは、パンくずのルート上にあるファイルなら都度ファイルビューを開かなくても、少ないステップで目的のファイルを開くことができます。

複数人で一つのサイトを作業するのには向いていない

Dreamweaverは作業中のファイルをロックすることが可能で、1つのサイトを複数人で作業することが安全にできます。
Coda2はそこは前提ではないようで、どちらかというと個人での作業向きと言えます。
自分がCoda2に対して感じる弱点の一つですね。
逆に言えば、自分しか作業しないなら別にDreamweaverにこだわる必要はないということでもありますが。

ファイルのパーミッション変更は「情報を見る」から

Coda2を使ってて戸惑ったのはファイルのパーミッション変更に関してでした。
たまたまVPSので作業してたので、最初はSSHからログインして変更すればいいくらいに感じてましたが。
パーミッション変更もちゃんと機能として組み込まれてたんですね。
ここだけでもメニューとして独立していればわかりやすかったのに、と思うとちょっと惜しいです。

結論 : 総合的に扱いやすいツールであるということ

ツールとしての完成度は非常に高いと思います。
これでこの値段なのは安いと言っていいでしょうね。(自分はキャンペーン中に購入したので、更にお得感1割増しでした)
さすがに複数人での作業には向いてないですが、そこはそういうものだと思えばいいでしょう。
複数人で作業する必要がある時はDreamweaverを使えばいいんですよ。
なんにしても、おすすめできるツールですよ。

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